わたしが敬愛する元北新地のホステス、みや子ちゃんhttp://yummyao.exblog.jp/ のポートレートが今日もあんまりアトラクティブで思わず見入ってしまったわ。 もういちど北新地のお店で働く決意をしたらしく、今日は面接に行ったとか。 彼女ならどんなお店もOKね。 ちょっとビッチでケンカっぱやいけど、それがまた男にはたまらないみたいで・・。 みや子ちゃんはこれ以上ないってほど、類まれなる美貌を身につけた、正真正銘のべっぴんな猫。わたしは密かに貴族猫って呼んでるの。 彼女に比べたら、人間界の貴族なんてタカが知れてるわね。 そういえば、わたしがよく訪れる英国にも元貴族って人種がたくさんいたっけ。 でも難点は、貴族の末裔たちって、働かない人が多いから、キャッシュを持ってないこと。 働くのはダサいって風潮が、英国ではまだはびこってるってこと自体驚かされるけど、だいたい、人間働いてなんぼなのよ。 だから彼らは、もちろんプラスティックマネーだって使えない。 そのかわり何十年も着込んだ、飛び切り上等なハリスツイードのジャケットや上品なウィングチップの靴を履いていたりるするんだけどね。 そんな元貴族たちが暮らしていた壮麗な館が、写真の「CLIVEDEN」。 ロンドンから40分ほど車で走ったテムズ川沿いにある麗しい館。 だけど、ここも他の元貴族の館と同じく、固定資産税や維持費を支払えなくなった貴族たちがアメリカの民間人(超リッチな成金たちね)に売り飛ばし、そういう売買を幾度も繰り返した結果、 現在はホテルとして運営されているところ。 このグレートホールに立つと、ひえええ、貴族って人たちはほんとに大袈裟にラグジュアリな空間が好きだったのねーと実感するわ。 あちこちに甲冑や大理石の像が置かれてて、まるで大英博物館なみに重々しい雰囲気よ。 ま、そこが英国らしくって好きだって人も多いんだけどね。 この部屋は広大なガーデンを見下ろす眺めのいいスイート。歴代の王侯貴族たちが泊まった部屋らしいけど、どこかかれた薔薇の香りがするところも、雰囲気あるね~。 このホテルで働くスタッフは全員が燕尾服を着ているの。大袈裟! でもそんなバトラーみたいな彼らにかしずかれる気分はそれほど悪くはないけどさ。 ここで忘れられないのは、地元の名士たち(元貴族たち多数)を招いて行われたグレートホールでのオペラコンサート。フランス人のテノールが何やら詩を朗読しながら、アリアを歌うのだけれど、これがまた強烈に退屈だったわね。 それをさもありがたそうに聴いていた紳士淑女のみなさん。 あなたたちはえらい! 堪えるってことを知ってるもの。 ペイシェント・・・英国人が最も得意とするもの。 だから食事があんなにまずくても、いまだに我慢してるのね。 こちらはヴェルサイユ宮殿をそっくり真似て作られたっていうボールルーム。 最近はアメリカ人のセミナーにもよく使われているそうよ。 とはいえ、ここで頂いたヴィーヴクリコのロゼとアフタヌーンティはちょっとこれまでにないってほど、美味しかったけどね。 注:この日記はすべてフィクションです。 #
by madamatsu
| 2007-04-08 02:49
わたしは、レイナ。 趣味は、世界中の高級ホテルに泊まること。 アメックスのセンチュリオンカードを手裏剣のように切りながら、 高級ホテルのスイートルームを予約する日々。 誰のお金? もちろん自分よっ。 (自分で悪いか?) わたしはこの10年、外国為替取引で稼いだン億㌦で、 ありとあらゆる国を旅してきた。 だから、お金の心配は、ないの。 わたしを不安にさせるもの。それは、お金では買えないもの。 この世の中に、お金で買えないものなんてない!と 豪語する人もいたけどね。 でも、人の一生ってものは、 お金で買えないものの方がずっと多いのよ。 それを探すことこそが、この世に生まれたわたしの目的。 その宝物を探す旅に、また先月も行ってきたわ。 場所はイタリアのコモ湖。 ホテルは世界中のフェイマス&リッチピープル御用達の 「VILLAD’ESTE」。 この部屋はコモ湖を前面に見下ろすテラスがあるスイートルーム。 ハリウッドセレブやファッションデザイナーたちに人気の部屋らしいわ。 チェックインするとお部屋にすぐにキンと冷えたシャンペンが運ばれてくる。 ロスのビバリーウィルシャーのスイートと同じね(いまはこのホテルかなり質が落ちちゃったけどさ) シャンパンの銘柄?モエでもないし、テタンジェでもないし、もちろんドンペリでもない。 ラベルにはVILLAD’ESTE の文字。 これがキャビアとよく合うのよね。 あら?ディナーの予約まであと1時間しかないじゃない? シャンパンを飲みながら、そろそろ支度しなくちゃ。 今日はプッチのワンピースにジュゼッペのゴールドのサンダルかな? テラスに出ると、なんていい気持ち。 ジョージ・クルーニを骨抜きにしたっていう、 泣きたいほどきれいな、夕暮れ時ね。 ああ、素敵。 甘く優しい風が吹いてきたわ。 注:この日記はすべてフィクションです。 #
by madamatsu
| 2007-04-07 01:51
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